今日のこてつと超高齢猫(うちのコ)の口腔ケア

2024/10/28

 

背景に以前洗濯失敗してシワのついたカーテンが写り込んだため白くして誤魔化した10/28のこてつ

(背景に以前洗濯失敗してシワのついたカーテンが写り込んだため白くして誤魔化した10/28のこてつ)


こてつは相も変わらず、快眠快食快便。

おかげさまで人間より遥かに健康的な生活をしています。


ふと気付いたら、奥歯に付いてた歯石がきれいになっていて嬉しかったので、ついでにお口のケアの話をしようと思います。


口腔ケアはなぜ必要か?

歯磨きケアを考える方がよく目にするだろう程度の情報ですが、参考になりましたら。

 

まず人間の口内と犬猫の口内の環境の違いから。

 

人間の口内は弱酸性、犬猫の口内はアルカリ性に傾いています。

それぞれのメリットデメリットがこちら。

 

弱酸性人間

メリット…歯垢が歯石になりにくい

デメリット…虫歯菌が繁殖しやすい

 

アルカリ性】犬猫

メリット…虫歯菌が繁殖しにくい

デメリット…歯垢が歯石になるスピードがえげつない

 

歯石が溜まるとどうなるか?

・歯周病のリスクが高まる。

 炎症を起こすと痛みでご飯が食べられなくなります。

・細菌の温床になる

 これは人間でも言われていますが、口腔内の環境が悪化すると歯周病菌などが血流に乗って全身に影響を及ぼすことも。

 

歯垢が溜まると石灰化して歯石になります。

犬猫の場合、人間より早いスピードで歯石化してしまうんですね。

なので、歯石になる前に歯垢を取り除く=日々の歯磨きケアが大事なのですね。

動物の歯石取りは全身麻酔になるので、高齢や持病のあるコにはハードルが高い…。

 

こてつも7歳の時、歯石が溜まったことで炎症を起こし、痛がるようになったので奥歯を2本抜歯しました。

いまも相当高齢(20)なのですが、当時も一般的にシニアと言われる年齢だったので、全身麻酔の処置は悩みました。

今この年齢だから言えますが、まだ若いうちに済ませておいてよかったです。

 

超高齢猫(うちのコ)の口腔ケア

こてつの場合、手に何か持って顔に近付けると嫌がるので(慣れてもくれない)、液体歯磨きを指に垂らして歯や歯茎に塗り込んでいます。

ベストは歯ブラシやガーゼなのでしょうが、ベストを尽くせませんでした。

 


こんな状態ではありますが、冒頭で書いたように歯がきれいになっていたのでオールオッケーです。

継続って大事ですね。

 


ちなみに今使用中のデンタルケア用品

 *たまのおねだり オーラルケア スポイト*

スプレータイプとスポイトタイプがあります。親切。