猫たちのはなし

2024/10/09

クロスケの話

2018年に虹の橋を渡った先代猫。名前からは想像しにくいかもしれませんが、黒猫の女の子です。母が命名しました。私ではないです。

 

もう大層昔の田舎の話になりますが、野良猫だったクロスケが庭を横切った際、たまたま近くにいた母が話しかけたらそのまま家に入ってきたそうです。

私は当時、帰宅したら家に黒猫が鎮座しておりテンション上がりました。そのままうちのコになりました。

後に、何と話しかけたのか母に尋ねたところ「にゃごにゃーご」と言ったらしいです。人語ではなかったです。

 

クロスケは野良出身のしたたかさと賢さを併せ持つ、愛情深くて甘えん坊の黒猫でした。

ちなみに家に来て間もなくお腹が膨らみ、家で子猫を生みました(1匹は家に、兄弟は近隣に貰われていきました。その1匹がこてつです)


その後、引っ越しのタイミングで完全室内飼に切り替えることに成功し、推定18歳くらいまで生きてくれました。初めて看取りをしたコでした。

今でもずっと大事で大好きなコです。

 


こてつの話

クロスケの忘れ形見が、いまや立派な気難しい老猫になりました。名前はこてつです。キジトラの女の子です。命名は私です。

新選組が好きなもので、近藤勇さんの刀から命名しました。本命は土方さんだったんですけど、さすがに土方さんの愛刀「兼定」は女の子には付けにくいなと思って「こてつ」にしました。



後にクロスケがお世話になっている動物病院で「女の子なのに」と笑われることになります。カネサダよりは…マシかと思ってぇ…。

 

ちなみに時代劇で近藤さんの有名な台詞「今宵の虎徹は血に飢えている」があるんですけど、ある朝起きたら枕元にクモだかカマドウマ(※田舎あるある:玄関に出る)だかの足だけが綺麗に残っていて、それを見た時に上記の台詞が脳内再生されたことがあります。こてつと名付けたばかりに。

 

そんなこてつが20243月で20歳の誕生日を迎えました。

特に大病もせずここまで来てくれて、あとはただ何事もなく穏やかに残された時間を過ごしてくれればいいなあ、と思いながら毎日ヒーリングしています。

 

なので、この先こてつが元気で長生きする(希望) 様子を見守っていただき、ヒーリングというものを「受けてみたい」や「やってみよう」と思っていただけましたら幸甚でございます。

 

どうぞ猫たち共々よろしくお願いします!